葬儀の費用って一体いくらかかるの?(家族葬編)
川口市を中心に火葬式、家族葬を専門に取り扱っていますともしびです。
今回は、昨今とても相談が増えている家族葬についてのコラムです。
家族葬とは
家族葬とは家族や親族、親しい友人のみで小規模で行う葬儀という意味合いが一般的です。
ただ、具体的に何名以下であれば家族葬といった定義などはありません。
そのため参列者が1名という場合もあれば100名を超える家族葬も実際ございます。
家族葬といっても葬儀に呼ぶ方はご家族の意思で決めてもよいため、一概に家族だけでないといけない訳ではございません。
近しい友人や故人と関係性が深い方を一部呼んでも家族葬と言えます。
家族葬のメリット・デメリット
メリットは
- 費用を抑えられる
- 近しい近親者が中心のため参列者に気を遣う負担が少なく、ゆっくりと故人とお別れができる
- 形式にとらわれず自由に葬儀を執り行うことができる
デメリットについては
- 葬儀後に弔問に来られる方が増える可能性がある
- 葬儀に呼ばれていないことを理由にトラブルになる場合もある
などがございます。
デメリットにある2点については、どちらも故人が亡くなったことを知らされておらず、後から知った場合に起こりやすいため、そういった懸念のある方は「故人の意思により家族葬を執り行います」「故人の希望により家族葬を行うため弔問は辞退させていただきます」など一報を入れておくと良いかと思います。
家族葬の全国平均相場
終活全般の支援を手掛ける株式会社鎌倉新書(東証プライム上場)が行った第4回「お葬式に関する全国調査」によると、家族葬の葬儀そのものにかかる費用の平均は96万4,133円となっています。(飲食や返礼品にかかる費用、宗教者へのお布施は含まない)
同調査によると、飲食費の平均費用は20万8,946円、返礼品は19万7,835円となっております。
お布施は地域やお寺様ごとにもよりますが、約20万円前後となるのが一般的です。
結論、全て足し合わせると総額157万5,000円ほどとなります。
ちなみに一般葬の費用相場は同調査によると200万円前後となっているため、家族葬は一般葬に比べると費用が抑えられることがわかります。
家族葬費用の内訳
続いて家族葬にかかる細かな内訳ですが弊社では大きく下記6つになります。
①葬儀そのものにかかる費用(棺や祭壇、葬儀スタッフ、枕飾りなど)
②変動費(搬送費や安置料金など)
③葬儀式場使用料
④火葬場関係費(火葬料、控室代など)
⑤参列者への接待費(飲食・返礼品)
⑥お寺様へのお布施
費用を抑えたいという方向けに個別に説明いたします。
①については、葬儀社によりプラン内に入っているものが異なります。費用を抑えるにはオプションなどはつけず最もシンプルな内容でとお願いすると良いと思います。
②については通常搬送距離が長ければ長くなるほど、安置日数が伸びれば伸びるほど費用が追加となります。搬送距離が50km以内は無料や安置日数3日まではプラン内に含まれるなどの葬儀社もあるためそういったところを選ぶと変動費を抑えることができます。
③については利用する式場によって費用が異なるため、利用したい斎場の費用をお調べいただきながら他式場と比較していただくと良いかと思います。最も費用を抑えられるのは自宅で葬儀を行うもしくは、式場料金が無料の葬儀社に依頼することです。
④については利用する火葬場によって異なりますが、公営の火葬場であれば住民票がその地域にある方は市民料金で火葬代金がお安くなります。また、葬儀後にお住まいの自治体に申請すると葬祭費が5〜7万円支給される制度もあります。こういった制度も活用すると火葬費を抑えることができます。
⑤につきましては、家族葬などの少人数の葬儀であればそもそも会食をしない、返礼品も身内だけなので理由を説明し辞退いただくなどすれば費用を大幅にカットすることができます。
⑥につきましては、菩提寺がありお墓等管理いただいている場合は難しいですが、その他の方は無宗教で葬儀を行う方も一部いらっしゃいます。
大きく①〜⑥までの内訳がある中で、何が必要で何が不要かを希望として持っておき、そちらを葬儀社の担当者にお伝えいただくと良いかと思います。
事前相談のすすめ
家族葬の細かい内訳についてお話ししてまいりましたが、正直細かい内容もございますので、「よくわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
人生に何度も機会がない葬儀の内訳や相場を把握し、いざお身内が亡くなった際に時間がない中でベストな選択をするというのはとても難しいことかと思います。
そのため弊社では事前に葬儀相談をされることを強くおすすめしております。
複数の葬儀社から見積もりを取り寄せることも可能ですが、各社ごとに見積もりの形式が異なるため、一般のお客様が見られた際に「何が含まれていて、何が含まれていない」かを把握することが難しいと思います。
事前相談の際に他社の見積もりを持った状態で行くと、葬儀社の担当者が見積もり内に何が含まれていて何が含まれていないかを丁寧に教えてくれるかと思います。
事前相談をすると囲い込みなど葬儀社に営業されるのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、
昨今の葬儀社は事前相談を親切に行ってくれるところがほとんどです。
むしろ事前相談の際に少しでも違和感を覚えるようなところには依頼しないほうが良いかと思います。
ともしびでは
最後に手前味噌ですが弊社では
一日葬プランを26.4万円(税込)〜、家族葬プランを28.6万円(税込)〜でご用意しています。
プラン内には変動費を含めた最低限葬儀に必要な物品やサービスを含んでおりますので別途かかる費用は
・火葬料金
・式場使用料(自宅の場合は無料)
・お寺様へのお布施
のみで一日葬・家族葬を行うことができます。
そのため、弊社で一日葬や家族葬を行う方は
総額35万円前後〜60万円前後の中で葬儀をされる方が多くなっております。
もう少し費用を抑えたいやもう少し豪華に見送ってあげたいという希望ももちろん承っております。
お客様のご希望と予算を考慮し、最も良いご提案をさせていただきますので、ご相談いただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。